『はじめの一歩』

共感を生むボクサー漫画

1989年より週刊少年マガジンによって連載されているボクシングを題材とした作品です。
今もなお連載されており、各話代数は「Round.○○」と表されています。

作品の内容は、母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を営む母を支えている主人公がプロボクサーを目指すというものです。
元々、家業を手伝っていたことからボクサーとしての体力や筋力は備わっており、そしていじめられっ子だったという点が主人公に共感できる本作の魅力です。

作者は、「登場人物全員が主人公だ」と語っています。
登場人物の多くが、ボクシングの歴史を飾っている実在選手の姿が投影されており、ボクシング好きにはたまらない作品となっています。

週刊少年マガジンでも若手を応援するコメントなどを載せているほど。
発光部ツウは9400万部を超え、看板マンガとなりました。

そして、1991年度の第15回講談社漫画賞少年部門を受賞しています。
連載は2012年12月週刊少年マガジンで1000回目を超えています。

アニメについて

これまで、3つの連続テレビシリーズとスペシャル、OVA作品が制作放送されました。
テレビ作品はすべて日本テレビ他で放送されています。

アニメは、2000年10月から2002年3月まで放送されました。
原作を忠実に再現した劇画的な表情や影の付け方が人気を呼び、迫力ある演出がうりでした。

深夜アニメとしては異例である6クール、全75話という長期シリーズでした。
視聴率は、深夜帯としては通常の番組でも驚異的な平均視聴率を記録し、多くのファンを呼びました。

ストーリーは、主人公である一歩が、日本チャンピオンとなるまでを描いています。
プロボクサーである鷹村選手との出会いからデビュー戦を経て、日本一となるまでの展開に、ファンの多くが魅了されました。